Dance/A.Sakata Trio at Munchen |
 | ENJA 1981
Musicians: 坂田明(alto sax, alto clarinet, vocal) 吉野弘志(base) 藤井信雄(drums) |
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Numbers: |
SIDE A
1 フランケンシュタイン Right Frankenstein in Saigne-Legier 2 ストレンジ・アイランド Strange island | SIDE B
1 ラジオのように Comme a la radio 2 イナナキ、セカンド Inanaki, 2nd |
Memo: |
これは81年にミュンヘンのフィールハーモニー(Vielharmonie 沢山のハーモニー、の意)つまりは駄洒落だ。坂田明トリオでのヨーロッパツアーでの録音である。このバンドでは、当然大フリージャズ大会だったのですが、当時、頭トサカ状態のパンクの若者たちがステージの前で踊っていたのです。日本ではそんなものは一人もいませんでした。山下トリオ時代に新宿ピットインに来る客で「ばね男」と言うのが居た。一人椅子で狂ったように体をゆすりながら聞く青年でした。が、彼は実にきちんとしたカッコウをしていて、終われば何事もなかったように帰っていった。しかし、ドイツのは違った、完璧パンクの男女だった。ところ変われば品変わる、とはこの事だ。そんなわけで、「DANCE」という曲の入っていない「DANCE」というレコードが出来たのであります。(坂田) |